【近況】最近は映画製作に携わっている、というお話【報告】



今日の名フレーズ

猿にはなりたくない 猿にはなりたくない

壊れた磁石を砂浜で 拾っているだけさ

猿になるよ 猿になるよ

(『さようなら人類』/ たま)

 

最近は映画製作に携わっている、というお話

 

2020年になってから一度もブログを更新していなかった。

年末は仕事などでかなり忙しく、バッタバタ。ブログ更新にかまけている精神的余裕がなかったのである。

 

さて今年は、「積極的に創作活動を行う」という目標を前面に掲げていこうと思う。オリジナルの脚本をドシドシ書くのはもちろんのこと、映画製作にも関わりながら色々と学んでいくつもりである。

さっそくではあるが、2020年の2月は、一本の映画がクランクインする予定になっている。といっても、わたしは監督ではない。スクリプター(スクリプトドクター)として関わっている。つまり、プロットの修正&提案&問題点の指摘などを行うポジションだ。最終的には、監督と「共同執筆」というカタチでクレジットされることになりそうである。

 

ともあれ、わたしは今年も元気イッパイである。サボりまくっている当ブログを楽しみにしてくれている方には申し訳ないと思っているが、もとより今年は、批評活動から創作活動にウェイトをシフトさせていくつもりなのだ。もちろん批評も変わらず継続していくが(『ダークナイト』の批評もさっさと終わらせないとな)、しかし批評だけを行っていてもやはりダメなのだ。

なぜなら、最終的に「批評」は、自分自身の創作活動に役立ててこそ真の意味があるからだ。

わたしは前々から主張しているが、「批評」とはつまるところ、自分の創作に活かされるべき知識と教養に他ならない。

 

マジックを「観客」(=商品の消費者)として楽しむなら、もちろんマジックのタネを知る必要はない。

だが、「マジシャン」(=商品の生産者)になろうと思っている者は、マジックのタネを徹底的に学ばねばならない。

――批評とはつまりそういうことなのだ。

 

まあ、今年もよろしくということで。

もしもみなさんが、創作に行き詰っているなら、お問い合わせフォームやツイッターでわたしに連絡をしてくれるとありがたい。スクリプトドクターとして、いくらか役に立てると思う。

 



1 個のコメント

  • 映画製作頑張ってください。
    忙しいようなので、更新は落ち着いてからでしょうね。
    気長に待ってます。
    個人的にはどんな映画か気になりますが。
    チャールズ・ブコウスキーの小説も好きだし、タランティーノの映画も好きだから、
    そういう系統だと見に行きたいですね。

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    石山 広尚(いしやま ひろなお) 1991年うまれ。 札幌在住のライター。 一時期は社会学の研究者を志していたが、ひょんなことから友人と同人誌をつくることになり、それがきっかけで「創作」の世界にどっぷりハマる。小説サークルを主宰し、「批評」の重要性を痛感する。 ・大学院時代の専門:思想史と社会学 ・好きな作家:H.G.ウェルズ、オー・ヘンリー、ポール・ギャリコ、スティーブン・キング ・好きな映画:ゴッドファーザー、第三の男、ターミネーター2