昔好きだった曲を今でも聴けますか?



〇昔は面白いと思っていた。でもいまは・・・

 

昔はすごく好きだったはずなのに

「いまではすっかり聴かなくなってしまったなあ」

というアーティスト。

 

当時はハマりにハマっていたはずなのに

いま読み返してみると

「あんまり面白くないな・・・」

と思ってしまう漫画。

 

そんな寂しい経験

みなさんにはありますか?

 

わたしはけっこうあります。

よく、こういうのを

【思い出補正】なんていう言い方をされます。

 

昔の鮮烈な記憶が美化されて、つい過大評価してしまうんですよね。

当時面白がっていた͡コト・モノが、時の経過とともに色あせてしまう現実。

これはきっと、わたしたちが生きているかぎり避けられないのでしょう。

 

なぜなら

わたしたちは日々刻々と【成長】しているからです。

ここでいう【成長】とは

肉体的な意味ではなく、精神的な成長のほうです。

 

生きていれば

否が応でも

数えきれない経験を積みます。

 

その過程で

ものの見方・考え方も変わっていきます。

精神的な成長とはそういうことです。

 

するとそれにともなって

自分の感情が揺さぶられるツボもまた変化していきます。

いわゆる【美のツボ】

それが感性の変化です。

 

高校生の頃に親しんでいた青春ソングを

十年以上経っても楽しめるかと言われれば

それはやはり難しいでしょう。

正直、聴いていてちょっと恥ずかしくなったりもします。

 

誰が悪いというわけではありません。

作品の見る目がなかったということにもなりません。

当時は「良い」と思っていたのだから、それはそれで正解なのです。

 

逆に

若い頃には理解できなかった曲を

いまになって好きになる場合もあるでしょう。

 

みなさんも

たまにはふと

・当時の自分が好きだったコト・モノ

・いまの自分が好きなコト・モノ

を比べて

自分自身の変化を楽しんでみてはいかがでしょうか?

 

 

〇感性が変化してもなお楽しめる作品はスゴイ

 

ところでその一方

感性が変化してもなお

昔と変わらず愛し続けることのできる作品

があるのもまた興味深い事実です。

 

不思議なもので

そういう作品は

つねに新鮮な味わいがあるからまた驚きです。

 

自分の感性は変化しているはずなのに

昔から親しんでいる作品に追いつけない。

作品がつねに自分の一歩も二歩も先へ行っているような感覚。

 

ほんとうにすごいと思います。

みなさんにも、そういう作品はありますか?

 

それはまさに

時代の陳腐化に耐えうる

普遍性のある作品だと言うことができるのではないでしょうか。

 

成長していくにつれて

そういう優れた作品を再発見する機会もだんだんと増えてくるのかもしれません。

 

これが、歳をとる楽しみってやつでしょうか・・・?

 

 

じつは、いまでもたまに読み返しています。何度も読んでいるはずなのに、面白いんですよね~。ほんとうに大好きな作品です。

 



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

ABOUTこの記事をかいた人

アバター

石山 広尚(いしやま ひろなお) 1991年うまれ。 札幌在住のライター。 一時期は社会学の研究者を志していたが、ひょんなことから友人と同人誌をつくることになり、それがきっかけで「創作」の世界にどっぷりハマる。小説サークルを主宰し、「批評」の重要性を痛感する。 ・大学院時代の専門:思想史と社会学 ・好きな作家:H.G.ウェルズ、オー・ヘンリー、ポール・ギャリコ、スティーブン・キング ・好きな映画:ゴッドファーザー、第三の男、ターミネーター2